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写真部の人間

夜のストリートスナップをもっときれいに

 夜の繁華街で撮影するストリートスナップも結構楽しいものです. しかし, 撮影したときor実際に目で見たときにはすごくきれいに見えても, 家に帰ってパソコンで見たり, プリントしてみたりしたときにはなぜかショボく感じたりしませんか? 今回はそんな夜のスナップの撮り方&レタッチについて気づいたことをまとめてみました.

 ちなみに, 夏休み前にスマートフォン(Xperia Z3)が壊れてしまい, 新しくiPhone 7に機種変更しました. iPhoneはかつてauiPhone 5を使っていたことがありますが, その頃よりもカメラがずっと進化しているとのことなので, 今回はすべてiPhone 7のカメラで撮影しました.

空をなるべく「写さない」

 まずは撮影する際の注意について. 撮影するときは出来る限り写真に空が写らないように, つまり建物や看板で空を覆い隠すような構図になるように注意します. なぜなら空は黒いから.

 肉眼で見ているときにはそれほど気になりませんが, いざ写真を撮ってみると空というのはただの空白でしかなく, 空(=空白)が多ければ多いほどすっからかんな写真になってしまいます. もちろん, その空白を活かした写真もありますが, 賑やかな写真を撮ってみたいときには空があまり写らないような構図を考えてみるといいと思います.

 尤も, 太陽が沈んだ直後など, まだまだ空に色がついているような状況であれば大胆に空を写してみてもいいと思いますが.

高感度を恐れずに

 iPhoneでも一眼レフでも, 最近のカメラはISO感度を高くしても絶望的な絵になることは少なくなりました.

 もちろん, 可能な限りISO感度は低くするのが基本ですが, ノイズを少なくするために無理なISO感度に設定するのはよくありません. iPhoneを含めてスマートフォンであればISOはAUTOに, 一眼レフなら最高感度から2〜3つ下ぐらい(=3200〜6400くらい)はへっちゃらです. もちろんノイズや細部の潰れは目立ちますが, 写真を鑑賞する人はいうほど気にしていません, そんなことは.

できる限り広角で

 これはまぁ作風によるところが大きいですが, 50mmの標準レンズよりも24mmくらいの広角レンズのほうが楽しいですし, とりあえず最初のうちはこれでいろいろな写真が撮れますよ. ちなみにiPhone 7焦点距離は35mm換算で28mm相当だそうです. Xperiaとかはもっと広角ですね, 確か.

 で, つぎにLightroomでレタッチする時のコツについて.

暖色か寒色かに分けてみる

 下の2枚のように, その風景が暖色(橙色)なのか寒色(青色)なのかでくっきりと分けてみるとわかりやすいです. オートホワイトバランス(AWB)にすると自動的にニュートラルな風味になってしまうので, RAWで撮ってあとからガッツリとLightroomでいじるのがいいと思います(JPEGはホワイトバランスの調整に不向きです).

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これは暖色の場合, 上でAWBでは〜と書きましたが, iPhoneのAWBはかなり優秀で, この写真に関してはホワイトバランスをいじっていません.

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逆に寒色の場合. 寒色については, ただ単に色温度を下げるのではなく, 色かぶり補正で緑よりにするのが重要です. こうすることで光の無機質さを強調できます.

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もちろんモノクロームもアリです. この写真の場合はオレンジフィルターを使用してコントラストを強めにしてみました. 明るすぎる部分については円形フィルターなどの部分補正ツールで修正します. 露出補正は多少であれば, JPEGでも問題ありません.

Upright補正でキッチリすぎるくらいに

 Lightroomを使ってる人なら知らない人はいないのでは? と思うツール, Upright補正. これを使うと見上げるようにして撮影したビルなどの建物の写真がきっちりとまっすぐな長方形になる.

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 こんな写真が

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こんな風に.

 やり過ぎは禁物だと思うけど, これくらいキッチリしている写真のほうが僕は好きです.

派手な看板はクロスプロセスで

 僕は基本的にギラギラした写真はあんまり好きじゃなくて, もう少しこう, ナチュラルな写真になるよう心がけているんですが, それでも見る人によりインパクトを与えるのはギラッとした写真です.

 クロスプロセスもその一つで, 派手なネオンサインとの相性は抜群だと思います. 今回はLightroomに最初から入っている「クロスプロセス2」を適用してみました.

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「おみやげ」のネオンサインがいい雰囲気を出しています.