読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

写真部の人間 Neue

写真部の人間

一眼レフの「絞りプレビューボタン」あんまり意味ないので別の機能を設定!!

f:id:inoshikacho:20170203151116j:plain

一眼レフでは, レンズの絞りを変えることで背景をぼかしたり, パンフォーカスにしたりできます. ですが, 実際に絞りが絞られるのは撮影する瞬間のみで, ファインダーで構図をチェックしている時点では, たとえ絞りをF16くらいまで絞っていたとしても, 見える像は絞りが開放の状態のものとなります(これは, 絞りを絞った状態だとAFが正確に動作しないとかファインダーが見えづらいとかいろいろな理由があるからなのですが).

なので, 特に絞りをF11とかF16とかまで絞っている時, ファインダーで見ている像と実際に撮影される写真とで背景のボケ具合(被写界深度)が変わってしまい, ファインダーで見ている時にはどれぐらい背景がぼけるのかというのをチェックできないという問題が生じます.

絞りプレビューボタン

これを解決するためにぼとんどの一眼レフには「絞りプレビューボタン」というのがついていて, 大抵はマウントの近くにありあます(残念ながらD5000系やKissのようなエントリーモデルでは省略されていますが). これを押している間は, 実際に絞りが絞りこまれて, ファインダーで見ている時でも実際のボケ具合(被写界深度)を確認できる, という機能が搭載されています. これは便利!!

……と言いたいのですが, 僕はこの機能, 正直使ったことがありません. なぜなら, この絞りプレビュー機能, あまり正確じゃないんですよ.

まず, ファインダーのスクリーン(すりガラス)とイメージセンサーでは, ボケ方が変わってきます. (絞りプレビューをした状態で)ファインダーではよくボケていても, 実際に撮影された画像ではそうでもなかったということがよくあります. 特に夜景・イルミネーション撮影の際の玉ボケでは顕著だなと感じました.

また, フイルムカメラならともかく, デジタル一眼レフでは撮影後すぐに写真を確認できますから, そっちで確認したほうが楽なんです. ボケ方も正確ですし, 画面が大きくて明るいですし, 拡大もできます. そういう点では, 絞りプレビューボタンはフイルムカメラ時代の遺物なのかもしれません.

** デジタルならではの機能

ですが, 嬉しいことに(絞りプレビューボタンが付いている)殆どの一眼レフでは, 絞りプレビューボタンに別の役割を与えることができるようになっています(確認しただけでD7000やD700は可能でしたがEOS 60Dはダメでした). 例えば, 僕が使っているD7000では,

  • 水準器表示
  • AEロック, AFロック
  • +RAW記録(次に撮影する際, JPEGファイルに加えてRAWファイルも記録する)
  • スポット測光切り替え
  • フラッシュ発光禁止
  • 非CPUレンズ選択(古いレンズでも測光ができるようになる)
  • 再生ボタン

などの設定のうち, どれか一つを選択できるようになっています. 僕の場合は絞りプレビューボタンに「非CPUレンズ選択」機能を与えて, 別にあるFnボタンに「水準器表示」機能を与えています. こうすることでかなり快適に使えるようになりました.

特に水準器機能は便利で, これをONにするだけで写真の水平を保てるようになります.

写真のジャンルによっては絞りプレビューボタンが必須という人もいると思いますが, そうでない人はぜひ別の機能を与えて, もっと使いやすい一眼レフにしてみましょう.