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写真部の人間 Neue

写真部の人間

「ストロボ」「スピードライト」「フラッシュ」違いは何?

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一眼レフやホットシューがついている高級一眼レフの特権の一つに, “外付けストロボを使うことができる"というのがあります.

コンデジの非力なフラッシュではせいぜい3~5人ぐらいの記念撮影程度にしか使えず, また, 発光の量や方向を決めることもできないので写真は不自然なものになってしまいます. その一方で, 一眼レフなどに装着できる"外付けストロボ"であれば, そのほとんどの製品では発光量をマニュアル設定できたり, “首"をまげて正面以外の方向に発光させたりと, いろいろな創意工夫を凝らすことができます.

ということで, 一眼レフをもっているなら外付けストロボを一つは持っておきたい(僕は持ってません)ものですが, ここでひとつ気になることがあります. この"カメラにくっつけて使う発光装置"名前が, ストロボとかフラッシュとかいろいろな呼び方がある件です.

Nikonは"スピードライト"

調べてみると, 日本のカメラメーカーがオプションで用意している"カメラにくっつけて使う発光装置"の名前はそれぞれ,

メーカー 名称
Nikon スピードライト
Canon スピードライト
SONY フラッシュ
PENTAX オートフラッシュ, オートストロボ
OLYMPUS 外部フラッシュ, エレクトロニック フラッシュ
Panasonic 外部フラッシュ, フラッシュライト
Fujifilm クリップオンフラッシュ

など, 様々な呼び方があり, PENTAXに至っては自社製品の中にも"~フラッシュ"と表記するものと"~ストロボ"と表記するものがあります. ただ, 大きく分けて"カメラにくっつけて使う発光装置"の名前は"ストロボ"“スピードライト”“フラッシュ"の3つの呼び方があることがわかりました.

“ストロボ”“スピードライト"は商標

調べていると, Wikipediaに以下のような記事がありました.

アメリカ合衆国では、ストロボリサーチ社(Storobo Research Co. )によって1950年に"Strob"(語尾に"O"も"E"も付かない)が商標登録されているが、1991年に権利期間が終了している. なお、商標登録は国毎に行われるものであり、商標登録されていない国では商標の使用は制限されない. 日本においては、2013年現在では、エレクトロニックフラッシュについて"ストロボ"、"Strob"、"Strobe"のいずれも商標登録されていない. (Wikipedia)

つまり"カメラにくっつけて使う発光装置"のうち, “ストロボ"という名称は米国の会社によって半世紀以上前に商標登録されていたようです. で, その後日本を含む海外のカメラメーカーも"カメラにくっつけて使う発光装置"の開発を進めていったのですが, "ストロボ"という商品名は使えないので, 各社はそれぞれ商品名を考える必要がありました.

そんな中, Nikonは自社の"カメラにくっつけて使う発光装置"の商品名を"スピードライト;SpeedLight"と決め, 商標登録しました. その後他のカメラメーカーも"カメラにくっつけて使う発光装置"を開発して, それぞれCanonは"スピードライト;SpeedLite(スペルが少し違う)“とか, OLYMPUSは"~フラッシュ"と他の商標に触れない名前にしたりと工夫を凝らしたという感じのようです.

ただ, 上のWikipediaの記事にもありますが, 現在の日本では"ストロボ"は商標登録されていないので, PENTAXなどは"ストロボ"という表現も採用していると思われます.