写真部の人間 Neue

写真部の人間

長尺フイルムを使うなら「古いパトローネ」を用意しよう!!

本格的にフイルム写真(特に黒白)をやるようになってくると,フイルム代を少しでも削るために「長尺フイルム」を使うようになってくると思います。僕も,最近では部室にあるKodakのT-MAXの長尺フイルムを使用済みのパトローネに詰め込んでいつも使っています。撮影した結果も通常のフイルムと変わりなく,特に不便なく使っているのですが,一つだけ気になる点があります。

それは,「長尺フイルムをパトローネに詰め込むのが難しい」という点です。

長尺フイルムの一般的な使い方としては,専用の「詰め替え用パトローネ」にフイルムを詰めて使うのが一般的です。詰め替え用パトローネは一般的なパトローネとは違い,全体がプラスティックでできており,簡単に分解することができます。なので,長尺フイルムをパトローネの芯に巻きつけるときも簡単に巻くことができるのですが,その一方でちょっとした衝撃ですぐにパトローネがパカッっと開いてしまい,中に入っているフイルムがすべて感光してしまい,使い物にならなくなってしまうことがあります。

現に僕も,一度だけやってしまったことがあります。

かといって,普通の,金属製のパトローネを使おうと思っても,最近のパトローネはかなりきつく蓋がしてあるので,簡単には開きません。栓抜きやドライバーを使っても開けるのは困難で,とても長尺フイルムの詰め替えに向いているとは言えません。

そこで,僕がおすすめするのが「90年代ごろの,結構古めのパトローネを使う」という方法です。実は,この頃(90年代ごろ?)に作られたパトローネは,今流通しているものよりもずっと簡単に蓋が開くようになっており,マイナスドライバーや栓抜きさえあれば簡単に開けることができます。

僕の部室には「Neopan SS」という,今の「Neopan 100 ACROSS」の前身にあたるフイルムのパトローネがたくさんあったので,これを詰め替え用パトローネに使っています。

[caption id="attachment_285" align="aligncenter" width="700"]NEOPAN SS(左)とNEOPAN 400 PRESTO(右) NEOPAN SS(左)とNEOPAN 400 PRESTO(右)[/caption]

今,これらのフイルム(のパトローネ)を新品で入手するのは極めて困難だと思いますし,ネットオークションで購入するほどのものでもありません。部室を隈なく探せば何本か見つかるかもしれません。ぜひ探してみてください。