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写真部の人間 Neue

写真部の人間

曇りの日もいいけど… 雨の日だって写真を撮ってみよう!!

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先日の記事で“晴れの日よりも曇りの日のほうが撮影には向いてる”なんて書きました. 曇りの日は露出が安定しているので撮りやすいという旨の記事でしたが, 読んでいただけましたか?

今後はぜひ天気が曇りであってもどしどし写真を撮っていただきたいのですが, もうひとつ"実はこんな天気でも写真撮れるんですよ"っていう天気があります. それは**“雨の日"なんですよ.

“雨の日はカメラが壊れちゃいそう”と思う方が多いと思います. しかし, 最近のカメラはほとんどが何かしらの"防滴加工"が施されており, 多少雨にぬれる程度では壊れたりはしません. 但し, “防滴"であって"防水"ではないので, 思いっきり水をかけたりしてはいけません. 確実にカメラが壊れます.

また, “そもそも雨降ってるから写真なんか撮れないのでは?”と思ってる方が多いと思いますが, 実は雨の日は晴れや曇りの日には到底撮れない, ドラマチックな写真が大量に撮れるある意味ラッキーな日なんですよ.

例えば上の写真を見てください. これ, 何の写真だと思いますか.

右上に電柱のようなものが確認できますよね. そう, 電柱と街路灯なんです. でも, 何かおかしいですよね. 上下逆さだし, ボケ方に違和感があるし, んんっこれは…

(; ・`д・´)

そう, これ実は“水たまりに写った電柱の街路灯を撮った写真”なんですよ. この写真の撮り方は簡単で

  1. 街路灯の近くの水たまりを見つける
  2. “水たまりの中に(反射して)街路灯が見える"ポジションを確認する
  3. 水面にカメラを向ける
  4. フォーカスは電灯に合わせる(MFが有利)
  5. シャッターを切る

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どうでしょうか. ご理解いただけましたかね. この写真を撮るときのコツは“絞りは開放にする”というのと“マニュアルフォーカスで撮る”という点です. 絞りを開放にすることで目的のもの(この場合は街路灯)にのみピントが合い, それ以外のところはきれいにボケます. 特に, 水面がキラキラしている場合はきれいな玉ボケになります. また, この場合はオートフォーカスが街路灯にあわず, 水面に合ってしまうことがほとんどなので, マニュアルフォーカスでじっくりとフォーカスを決めるのがいいと思います.

また, こんな凝った写真を撮らなくても, 雨の日や雨が降った後というのは地面が雨でぬれています. 普段アスファルトの地面などは乾燥していて写真にするとグレーになってしまいますが, 雨の日に写真にすると濃い黒色になります. また, ところどころ水たまりがあったりすれば, フォーカスを外すと玉ボケがたくさんできてきれいな写真になります.

僕がある日写真部内の作品発表会で雨上がりに撮った写真を発表したことがあります. その写真は上の写真と同じ場所で撮影したものですが先輩方からは"ジブリの世界みたい"という評価をしていただけました. そう, 普段みることができない, 普段自分たちが生活している場所とは思えないような, まるで別世界(アニメの世界)のような写真を撮ることができる, 雨の日にはそんな魅力があるんです.