写真部の人間 Neue

写真部の人間

派手な服はNG。写真を撮るときの服装はどうすればいい?

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写真を撮りに行くときでもファッションは重要です。

「人にどう見られるのか」という点でも重要なのはもちろんですが,カメラマンであるがゆえに注意しなければならない点が一つあります。それはカメラマンは目立ってはいけないということです。

例えば,あなたがある田舎の商店街でスナップ写真を撮りに行くとします。もしあなたが着ている服が真っ赤な服だとしたら,周囲の通行人や商店の従業員などはあなたに注目してしまいます。皆からの注目を集めている(それもカメラを持っている)人間が,その人のありのまま・無意識の状態を写真に収めることができるでしょうか。

ほかにも,ポートレート写真を撮ったりする場合にはそういう目立った服装をしていると,どうしてもモデル側はそのカメラマンに注目してしまい,自然な表情を浮かべることができません。

ですから,写真を撮りに行くときはなるべく目立たない,落ち着いた服装で行くように心がけましょう。

スタジオ撮影や花・小物をマクロで撮影したりする人は,もっと注意が必要です。

というのは,例えばあなたが赤い服を着て銀色のスプーンの写真を撮るとします。銀色のものは周囲の風景を反射しますから,あなたが着ている服の色,赤色も当然反射され,カメラには赤色が写りこんだスプーンが写ります。これでは大失敗ですね。

なので,マクロ写真など,小物を撮影する際は全身真っ黒の服装で撮るのが常識です(正確に言うと,カメラもロゴ部分などを黒く塗りつぶしたりする)。

イレギュラーな例としては,戦場カメラマンは真黒な服装で,カメラやレンズも真黒に塗りつぶして撮影に向かうそうです。

これは昔,ある戦場カメラマンが銀色の一眼レフ(Nikon S3だったと思います)をもって朝鮮戦争の写真を撮りに行ったとき,銀色のカメラが反射して,それが原因で軍隊から狙撃を受けた,というエピソードがあるからです。戦場カメラマンの場合は下手に目立つと命の危険がありますから,限りなく目立たないように心がける必要があるんですね。